ももクロちゃんのライブに1年間参戦して見えた「夢」

半年ぶりのブログになってしまった。びたみんBです。

myパソコンちゃんがボロいからって億劫になっていた。反省だ!

さてさて、「ももいろクリスマス2019 冬空のミラーボール」さいたま公演に2日間参戦させて貰いました。ざっくり感想言うと、

・ボイパかっけぇ!

・西川さんかっけぇ!

・ヒデちゃん頑張ってた!(なんで上から笑)

・冬曲はやはり良い!

・The Show泣いた!

って言うところですかね。もちろん他にも言いたいことは沢山あるけれど、今回はこの1年間についての記事なので。

 

僕はちょうど1年前、2018年12月25日に初めてももクロちゃんのライブに参戦しました。とは言え、モノノフ歴が浅いのかと言うとそうでも無いんです。古参とまで言えるかは分からないけど、新規では無いよなって言うくらい。もう7年以上モノノフですからね笑

じゃあ何故初参戦がそんなに遅かったのか。

僕がモノノフになったのは2012年の秋。シングルで言うと『サラバ』が出たくらいの時期ですね。テレビとかにたくさん出てて、気になって『Z伝説』を聴いたらめちゃめちゃハマった。

そこからは連日深夜までDVDを見まくる日々。体力あったなぁ笑

しかし、春になって環境が変わり、忙しくなって少しずつももクロ熱が冷めて行ってしまいました。2013年の冬、国立の発表があった時に過去一くらいにモチベが低かったので、「おおー、やっぱももクロちゃんはすげーなぁ」くらいにしか感じなかった。その歴史的な発表であまり感動できなかったことは、僕のモノノフ人生で一番の後悔かもしれない。

そんな状態だったので当然国立には参戦してない訳ですが、僕を再びモノノフに引き戻したのも国立なんですよ。ももクロ熱が少しずつ戻って来ていた頃、ちょうど国立の円盤が出たんです。

買って、見て、ももパンで号泣。完全にももクロ地獄に帰ってきてしまいましたね。

それでも、地方に住んでいたこともあってライブにはなかなか行けない日々が続きました。

するとまたモチベが徐々に下がって行く笑

そんな中、あるニュースが飛び込んできました。そう、有安杏果脱退」です。

僕はモノノフになってからずっと夏菜子ちゃん推しなのですが、やはり「ももクロは5人が最強」という認識があったし、好きになった時にあかりんは既に居なかったので5人のももクロしか知らなかった。だから、4人になると聞いた時、「俺の青春も終わったのかなー」なんて思ってしまった。

思えば、ももクロちゃんに何か大きい事件が起こる時はだいたい僕の気持ちが離れている笑  何故なんだろうな。

ただ、僕はクレヨンしんちゃんが大好きなので「笑一笑」が出た時は聴いてていい曲だなーとは思っていて。そして、去年の夏、ふと思い立ったように国立のライブDVDを見てみた。

ももパンで号泣。再びももクロ地獄へ。いやー、歴史は繰り返されるねぇ。

 

そこからすごいスピードでAEに入り、去年のももクリで晴れて現場デビュー。

そこから、色んな現場に参戦しまくりましたね。

・ももクリ2018 (2日目)

・春一黒部(両日)

・アヤカネーション2019

ももクロマニア2019(両日)

明治座 4日目夜

・AEイベ 幕張がっつりライブ

・AEイベ 大阪城男祭り

・ももクリ2019 さいたま2日間

本当に全部が楽しかった。幸せすぎる1年間だった。1つライブが終わっても、次のライブが決まってるという場合が多かったから、毎日「つぎのももクロちゃんまであと〇週間」「あと〇日」って考えながら過ごしてた。大袈裟でもなんでなく、ももクロちゃんが「生きる理由」だった。

 

生で見たれにちゃんは本当に天使のようだった。ライブの時、ももクロちゃんの顔を少しでも目に焼き付けておきたいのに、バラードのれにちゃんソロでは思わず目をつぶって聞き入ってしまうほど美しい歌声。黒部の春一のオープニングでの「笑顔の練習」。「1,2,1,2」の「2」で笑顔になるはずなのに、「1」でもう笑顔やん!っていう。辛いときにも、れにちゃんの笑顔を思い出せば「まあ、なんとかなるかな」って思える。ももクロちゃんやモノノフの「心」を支えてるのはいつだってれにちゃんだなって思います。それにしても、昔はネタ要員的な扱いをされることも多かったれにちゃんが、れにちゃん推し以外の人までメロメロにしてるという今の現状、たまらないですね。

 

いろんなライブに行った中で、シンプルな「楽しさ」で言えば一番だったかもしれないのがアヤカネーション。いや、ソロだからってちょっと舐めてたことを白状します。参りました。あなたは最強です、佐々木彩夏さん。明治座でも座長を務め、あーちゃんイヤーだったと言ってもいいかもしれない2019年。そのパフォーマンスも圧巻なんだけど、やっぱりあーちゃんはキャラクターが最強すぎる。最年少なのに物おじしない圧と、全力の「あーりん可愛いでしょ?」感。一方で「私をスターだと勘違いさせてくれてありがとう」なんて謙虚なことを言われたら好きになってしまうのでやめてほしい。春一黒部で客席にワニの被り物をしたノフさんを発見したときに、「何それ?」でも「何被ってんの?」でもなく「何しに来てんの?」と言った時、この人のワードセンスには一生勝てないと思いました。

 

美しさが留まるところを知らない玉井詩織さん。僕が初参戦した去年のももクリは、玉さんが歌に関するコンプレックスを話してくれたライブでした。それから一年経った今回のももクリ、玉さんめちゃめちゃ良かったよね!?1年目と2年目を比べて成長してるのは分かんのよ。11年目と12年目を比べてまだこんなに伸びるのかと。本当に感動した。玉さんを見ていてやっぱりすごいなと思うのは、その圧倒的なバランス感覚。れにちゃんの年齢をいじる塩梅が絶妙だし、夏菜子ちゃんの変な発言の「ここが面白いですよ」を見てる側に伝えるのが本当に上手い。そして玉さんの良さは自然体なところ。れにちゃんとかあーちゃんみたいなファンに対してグイグイ行くメンバーがいる中でも、決して無理をすることがない。まあ、玉さんも素でめちゃめちゃ面白いから無理する必要性もないんだけどね笑

 

これまでも分かっていたつもりだったももクロちゃんの魅力。でもやっぱりそれを生で目にしたら言葉にならないくらい凄くて、川上さんもいつも言っているように「現場」だよなって。これまで何度か離れたりまた戻ったりを繰り返してきたけれど、現場を知ってしまったらもう戻れないなって。ある種の覚悟のようなものを決めさせられた。

 

その楽しさに気づいてしまうと、やっぱり後悔したくなるのは参戦してなかった期間のこと。モノノフでありながら現場に行ってなかった日々。

でも、そんな時に思い出す言葉があるんです。ももクロちゃん以外のアイドルさんの名前を出すことになってしまいますが、僕の尊敬する人の1人である元乃木坂46橋本奈々未さんが卒業直前にラジオで言っていたこと。

「『もっと早くななみんに出会っていれば良かった』とかそういう声もたくさん聞きました。けどそれは違うと思ってて。人は必要な時に必要な人と会うと思っています。だからその足りなさが今後の人生において大事になってくる想いになるんじゃないかと思います」

国立のライブに行けなかった、5人時代のライブに行けなかった、その足りなさは確実に今の自分が今のももクロちゃんを応援する力になっているなって思います。だから、僕はライブに行ってなかった日々を後悔することはもうありません。

 

とは言え、やっぱりももクロちゃんが夢を叶える瞬間」に立ち会いたいという気持ちはずっとあった。その瞬間を、ももクロちゃんとモノノフの皆さんと分かち合いたいなーっていう気持ちが。

そんな中、今年のももクリ最終日に夏菜子ちゃんの口から「新国立」という言葉が出た。

震えた。

あなたはどうして 夢を見せるの?

 

百田夏菜子さん。僕がモノノフになってから、ずっっと変わることなく推してきた人。ここから先は気持ち悪いことを書いてしまいそうなので先に謝っておきます ごめんなさい🍵

最近、なんで自分は赤を着てライブに行くんだろうなーと考えることがある。気持ち的には、黄色を着てもピンクを着ても紫を着てもおかしくないくらい3人のことも好きな自信がある。たぶん好きという気持ちの度合いで言えば本当に4人とも横一線だと思う。もう箱推しって言っちゃっていいんだろうな。もはや、メンバー4人の中でどっちが好きとか比べることには意味がないと思っているし。

それでも7年間、僕は夏菜子ちゃん推しだった。

 

最初に夏菜子ちゃんを推そうと思った理由は至ってシンプルだった。まず、笑顔が可愛いなと思った。初めて聴いたももクロの曲である『Z伝説』の「会いに来てね、会いに行くよ」で声が可愛いなって思った。そう、「可愛かったから」だ。恐らく「女性アイドルを推す理由ランキング」みたいなものがあればぶっちぎりで1位になるであろうベタ過ぎる理由。

そんな単純な理由で推そうと思ったのだから、推し変していた可能性は充分にあったのかもしれない。玉井詩織さんの見た目だけじゃない内面も含めた美しさに気づいた時に、佐々木彩夏さんの圧倒的なアイドルとしての在り方を見た時に、高城れにさんの底知れない爆発力に触れた時に。

特に現場に参戦したこの1年は、3人の魅力に改めて気づくことが多かった。言うの2回目になるけどアヤカネーションはマジで死ぬほど楽しかったし笑

それなのに何故自分はひたすらに百田夏菜子を推して来たのか。

 

それは、声を震わせながら「新国立を目指す」という宣言をした彼女の姿を見て分かった。

「強いから」だ。

男の子がドラゴンボールの悟空とかが好きなのとそう変わらないんじゃないかな。僕は百田夏菜子のその「強さ」にどうしようもなく憧れている。

何度折れそうになっても

折れてしまっても

その度に立ち上がって、最終的には「ついて来い!」と言ってくれた強さ。

心がどんなに地獄になってしまっても

最後にはとびっきりの笑顔をモノノフに向けてくれるその強さ。

僕は夏菜子ちゃんの「吼えろーー」が大好き。そりゃそうだ。強い奴が吼えてるんだ、そりゃかっけぇでしょ。

思えばこの7年間、ずっと夏菜子ちゃんに近づきたくて、あんな風に強くなりたくて、そうやって生きてきた気がする。どうしてもサボってしまうから、夏菜子ちゃんと僕の間にはまだ何万歩もあるけれど。一生追いつくことは出来ないと思っているけれど。

少しでも近づきたい。

性別も育った環境、今置かれてる環境も全然違うんだけど、あんな人になりたいって本気で思う。

1人の人間に、勝手に自分の理想を見てしまっている。普通なら、どこかで裏切られてしまっても全くおかしくない。

だけど、この7年間1度も裏切られる事は無かった。その結果、今がある。だからずっと推してきたというシンプルな理由。

実際に会って話した事はないけれど、「この人について行きたい」と思わせてくれた人。

 

そんな人が覚悟を決めて語った「新国立」という夢。

ああ、行きたいな。見たいな。その景色。

素直にそう思った。

旧国立で1度ライブをやっていて、新国立が出来た訳だから、モノノフなら誰しもがどこかで期待はしていただろうけれど。

それを改めて口にする勇気。

 

夏菜子ちゃんはブログでも改めてその思いを語っていた。

「ただがむしゃらにではなく。だからこそ難しいなと思うけど」

確かに、ももクロちゃんがすごい勢いで階段を登っていた中だった前回とは違う。そう簡単なことでは無いのは、ファンの僕から見てもそうだろうなと思う。だけれど

「目指す意味が、あの場所に集まる意味がきっとある。仲間と一緒に。みんなと一緒に。今だからこそ。」

ただ大きい会場でライブがしたい訳では無い。前回の国立で語ったこと。恐らく今も変わっていないだろう。それでも、今のももクロがあの場所を目指す「意味」。

そうか、「ももクロ」という冒険はまだまだ終わんないんだなー。Never Ending Adventure。あの時から「終わらない」ってちゃんと書いてあったじゃん。

俺も目指していいの?一緒に夢を見ていいの?ずっとライブに行ってなかった頃の足りなさの「意味」、この1年間現場で感じてきたことの「意味」を探しに行ってもいいの?

「みんなで。いきましょね。集まろうね。」

うん。ライブの下で待ち合わせ。それがいつになるか分からないけれど。

ピンキージョーンズの「天下を取りに来たぜ」をもう一度聞きたい。生で聞きたい。「世界のももクロNO.1」を声が枯れるまで叫びたい。

ももクロの夢は、モノノフの夢さ」

前回の国立の発表の時しげるが歌っていた。

夢を与えてくれてありがとう。でも見させて貰っているだけじゃダメかもね。

みんなで力を合わせて。行こう。あの場所に。必ず。

 

それにしても、夏菜子ちゃんがマジックをやらせて貰えなかった理由「嘘くさく見えるから」は笑ったなぁ。